「子育て母親サロン」勉強会のご案内
幼児・小学低学年の子供を持つお母様方と、この時期を卒業したお母様方を結びつけるサロンができないものかと、私は考えてきました。そのサロン開始の下準備として、お母様方の体験やご意見を頂く「勉強会」を開催いたします。 参加して頂いたお母様方が、今後サロンの主催として生き甲斐がもてるような組織を立ち上げたいと思っております。皆様のご参加をお待ちしています。
「子育て母親サロン」設立の目的。
大切な低学年の時期
私は、中学受験進学塾に20年勤務してきました。その間、関西・首都圏の保護者や子供達の相談を数多く受けてきました。相談を受けながら、「子供が低学年のうちに対処していたらこのような事態にならなかっただろう」と思うことしばしばです。
相談同様、親が子育てのマニュアル本を求める時も、緊急の時です。確かにマニュアル本には、子育ての本質が書いてあります。しかし、読み手の母親は「子育ての本質」について考える心の余裕はありません。マニュアル本の事例を、子供への指示だと思い実行します。そして、子供に良かれとしたことが、親が望んだ姿と逆の行動になったり、成績が下降したりし、親を悩ませます。こうした事態は、子供の自我が芽生える小学4・5年生の頃に起こります。
幼児・小学低学年の子供を持つお母様方は、この時期の子育てが小学校4年生以降どのような影響を及ぼすか、大半は気づいていません。この時期の子供には、親の刷り込みがたやすく出来ます。親子で向き合う時間もたっぷりあります。この時期の子供を持つお母様方に、「子育て」とは何なのか、立ち止まって考えていただきたい。
母親同士の助け合い
こうした事例を多く接するにつけ、幼児・小学低学年の子供を持つお母様方のための組織を創ろうと考えはじめました。日々の解決だけでなく、子供の将来を見据えた目で子供と接していただきたいのです。
子育ての悩みは、話し相手がいないと袋小路に入ってしまいます。「子育て」の悩みは起き上がり小法師のようなものです。つまずくたびに手助けしてくれる人が必要です。倒れたら起こしてくれる人、考え方を上手にまとめさせてくれる人、その話し相手が同じ子育ての先輩だったら大変心強いだろうと思います。
話し相手になるのも、年齢は上ですが同じ子育て真っ最中のお母様方です。自分自身の過去の子育ての成功や失敗を話すことで、自分の費やした時間、エネルギーが次の世代に役立つのですから、相手になるお母様方にとっても生き甲斐になるでしょう。
お母様同士の結びつきによって、新しい子育て支援が出来る。これが今回の「子育て母親サロン」設立の目的です。