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日本全国各駅停車の旅 スライドショー形式でご覧いただけます。

信州・北陸
東海道本線、飯田線、小海線、信越本線、大糸線、篠ノ井線、中央本線、高山本線、氷見線、城端線、七尾線、樽見鉄道、上田電鉄、長野電鉄、松本電気鉄道、明智鉄道、長良川鉄道、神岡鉄道、富山地方鉄道、えちぜん鉄道。全部回ります! 私の絵のお仕事の出発点になった思い出の作品です。
JR宝塚線
尼崎を出発して、猪名寺、伊丹、北伊丹、川西池田、中山寺、宝塚、生瀬、西宮名塩、武田尾、道場、三田、新三田、広野、相野、藍本、草野、古市、南矢代、篠山口まで。途中、広済寺、近松記念館、伊丹の酒蔵、昆陽池、中山寺、宝塚「花の道」、生瀬宿、金心寺なども観光します。

仕事が終わった夜、深夜バスかムーンライトで目的地へ。

仕事勤めの私の定休は週2日。連続でとることが出来ました。各駅停車の旅は、この定休を最大限に利用し、なおかつお金をかけないようにします。

仕事が終わったその夜、そのまま夜行バスかムーンライト(青春18きっぷが使える夜中の列車)に乗って目的地に直行。車中で夜を明かし、始発に乗って各地を回ります。その日のホテルは夜の9時。次の日も始発で出発、時間の許す限りいろいろな所を回り、最後はまた夜行バスかムーンライトで地元へ。車中で夜を明かし、そして出勤・・・。

とにかく体力を使うスケッチ旅行(笑)。一度友人をお連れをしたのですが、その方は1週間ほど寝込んでしまいました。それ以来いっさい人はお誘いしていません・・・。

ヒッチハイクは3回。

その土地にお城があれば、始発までの間に必ず行きます。そしてお城からの景色をパノラマ写真のように360°ぐるっと描きます。スケッチブックの紙をテープで横に横に足していくので、紙が風になびいて大変です。2度と来ないと思うと、見える風景は全部持って帰りたい! という気持ちなのでしょうね。

昼食を食べ損なうことは何度もあります。列車の待ち合わせが3分間の場合は、ホームに出てスケッチ。場合によっては駅舎の外に出ます。

どうしようもなくてヒッチハイクしたことは3度。九州では何も考えずに興味のおもむくまま列車を降りてしまい、次の電車まで2時間明き。大阪まで戻ることが出来なくなり、何とかタンクローリーに乗せてもらいました。青森の八甲田山ではバスの待ち時間が1時間。ノープウェイで知り合った男性に青森まで乗せてもらいました。知床では吹雪に遭い、雪で見えなかったのか目の前を無情に通り過ぎるバス。親切な土地の人に拾われ、ウトロまで送っていただきました。

残った路線は80歳になってから。

奄美大島生まれで、18才まで電車に乗ったことのない私。はじめの頃は、スケジュールをきちんと立てて、本当に時間通りに電車が来るのかドキドキ心配しながら旅行していました。今は出る日と帰る日だけを決めて、後は自由。観光案内も見ずに、土地の人に聞いたり教えられたりして、回るようにしています。見逃したところもあるかもしれませんが、思わぬ拾い物もあります。

今では日本中をほとんど乗りつぶしています。乗り残しているのは、80歳になったら乗ってみようと思っているところ。楽しみとしてわざと残しています。

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