こころの絵

小林晃子作品集

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プロフィール

小林 晃子

1975年1月18日、千葉県市川市生まれ。渋谷区立小中学校卒業。
病気のため、音楽専門高校中退。以後、車椅子の生活で入退院を繰り返す。
32歳のとき、東京女子医大脳外科にて神経刺激装置の植え込み手術。
現在は絵手紙教室と写仏散華教室に通い、オリジナル作品を創作中。

「晃子が高校生の頃です。普段から大人しく、余り話さない子供でしたが、ある時、さらに話せなくなりました。今になって考えますと、ただのうつの症状だったと思います。しかしその時の病状が親や医師に良く伝わらず、強い精神薬を長年飲むことになりました。その結果、副作用に悩まされ、病院を転々としました。32歳のとき、東京女子医大において当時日本にまだ3人しかいらっしゃらなかった脳外科の先生に手術をしていただき、車椅子の生活から救っていただきました。

晃子の脳内には機械が埋め込まれていまして、電池が鎖骨の辺りにある状態です。その電池は当初3年は持つと言われましたが、5年の間に3回取り替えました。最近は2年前に入れ替えました。年々良いものが開発され、今のは9年持つとの事ですが…。 障害手帳は身体と知的をいただいてます。 趣味は旅行と温泉大好き!そして歌うことです。

もう一つ散華との出会いの物語がありました。 7年前になりますが、家族4人で草津に旅行に行きました。東京の桜は終わってましたが、群馬、長野の山は丁度満開を迎えてました。宿泊した次の日、偶然にも渋峠の雪道が開き、高原ルートで志賀高原へ抜けられることが分かりました。予定を変え、急遽善光寺のに行くことになりました。善光寺はその日、山門が建て替えられて、お祝いの法要中で中には入れませんでした。その時、紙の花びらが撒かれました、何枚かいただいてきて、仏様の傍に置いておきました。祖父も上田の生まれです、それが散華とも知らずに。 2年位前、絵手紙教室で散華を知り、晃子はとても興味を持ち、奈良へ行きたいと言い続けていたのです。今年3月、ヨシミチガ先生との出会いがあり、晃子を可愛がってくれいつも旅行に一緒していた叔父の7回忌でもありました。」(晃子母)

作品

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